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脳と食欲の関係知ってる???

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皆さん こんにちは

 

難治性疾患専専門 越谷 たすき整体院 院長 山口です。

 

本日は、脳と食欲の関係について書いていこうと思います。

 

【脳のエネルギー消費】

・脳は骨格筋や肝臓とほぼ同じエネルギーを必要とし、安静時で、約1時間あたり約3~4gのグルコースを消費します。日常生活では、1日当たり砂糖にすると約120gを消費するといわれています。ちなみに人の赤ちゃんは脳がどんどん発達するため、代謝エネルギーの40%~85%を消費すると言われ、チンパンジーでは生後1年で、神経細胞は分裂することを停止しますが、人間の神経細胞はどんどん増え続け、生後1年で、神経細胞は分裂することを停止しますが、人間の神経細胞はどんどん増え続け、生後3年で脳の重さは約3倍になり、そのあとも20歳ぐらいまで成長します。

 

【恒常性とは?】

「体重では一定に保たれている」体が正常であれば、体重60kgの人には60kgというセットポイントがあり、それを食欲によりコントロールしてます。

「脳が体重の情報を感知するためのメカニズム」

体の恒常性をつかさどっているのは、大脳の深部にある視床下部で、内分泌系や自律神経をコントロールして体内の活動を調整し、体重、体温、血圧、血液中の様々なホルモン濃度をコントロールします。

 

【食欲に関するホルモン】

・レプチン

 それまで、単なるエネルギーの貯蔵庫だと思われていた脂肪組織が実は内分泌器官だったという事実は人々を驚かせました。

痩せる作用のあるレプチンはギリシア語の「痩せる」という言葉からLeptinという。

レプチンが分泌されると、脳の視床下部にある満腹中枢が刺激され、満腹感を感じ、食欲が抑制されます。

 また、このレプチンがある程度分泌されていないと女性は妊娠することができません。

つまり女性が妊娠するためには、ある程度のふくよかさが大切なのです。

 

グレリン

 血液中をめぐるペプチドホルモンにも脳に全身の状態を伝える役割をしているものがあります。

コレシストキニンというペプチドは食後、消化管から分泌され、胆のうを収縮させて胆汁を十二指腸に押しだすと同時に、迷走神経を介して脳に情報を伝え満腹感を引き起こすといわれています。

ペプチドホルモンの中では1999年にグレリンが注目されています。胃の中が空になると血液中に分泌され食欲を引き起こすのです。それと同時に成長ホルモンを分泌させ、成長ホルモンは血糖値を低下を改善します。

 

【インスリン】

食べ物を食べると、血中の糖分が高くなります。すると、膵臓の中に存在するとランゲルハンス島という球形の細胞からインスリンが分泌されます。

 インスリンによって筋肉が糖分を使って運動できるようになったり、余分なブドウ糖を肝臓で貯蔵するためにグリコーゲンに変えたり、脂肪組織で中性脂肪に変えてため込む作用があります。

 糖尿病はインスリンがでなくなったり、出ていても何らかの影響で効きが悪くなったり、血糖値が高い状態を維持してしまいます。

 

【インクレチン】

膵臓からのインスリンの分泌を高めるホルモンは腸から分泌されます。

腸は食物が入ってきたら、インクレチンを分泌していろいろな臓器に指令を出し、膵臓から血糖を上げるホルモンのグルカゴンが分泌されますが、インクレチンはグルカゴンの分泌を減らし、脳に作用して食欲を抑えます。

 胃の働きもゆっくりにし、腸に食べ物が入るスピードをコントロールします。

そのほかには、膵臓の老化を防ぐ作用もあるようです。このように、血糖を下げる働きを持つインクレチンは2010年から糖尿病の新薬として活用されます。

 

【まとめ】

①脳のエネルギー消費は、骨格筋と変わらない。

②恒常性っていうのが、食欲や体重を一定している用語

③食欲に関するホルモンは、レプチン、グレリン、インスリン、インクレチン

・レプチン:食欲を抑制する。女性の妊娠に必要

グレリン:食欲を引き起こす。

・インスリン血糖値のコントロールブドウ糖をグリコーゲンに変換する。

・インクレチン:食欲を抑える

 

 

★お腹きれいにしてみませんか?

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

【自己紹介】

難治性疾患専門 越谷 整体院 院長山口

080-2277ー8675